HATESPHERE “Reduced to Flesh”(2018)




デンマーク出身デスラッシュバンドHATESPHERE、3年ぶり10枚目のアルバム。1992年から活動はじめてるんだね。もっと最近のバンドかと思っていました。

このバンドで聞いたことある過去作は「The Sickness Within」と「To The Nines」だけ。切れ味鋭いギターリフと吐き出すボーカルにドハマりした記憶があります。というかこんなにコンスタントに活動してたバンドなんて知らなかった。調べてみるとかなりメンバーチェンジしてるのね。オリジナルメンバーはもういない。勝手にあまり活動していない過去のバンドなのかと思い込んでいました(失礼)たまたま海外メタルサイト見てたら新譜を発売するっていう情報が流れていたから聞いてみることに。

こんなに音悪いバンドだっけ。あまり音がクリアじゃなくちょっとこもっている感じがする。シンプルなリフながら多彩なリズムワークをザクザク刻んでいくのがこのバンドの持ち味。ダークなオープニングからHATESPHERE節炸裂な切れ味鋭いギターリフで疾走感あふれる#②を聞いて最初はHATESPHEREってこんな感じだったなって思いだしたけど後半の曲の展開が微妙。ギターソロがアップテンポなサウンドで曲の流れを悪くしている。あえて変わったサウンドで曲を展開しているんだろうけど逆にまとまりがなく印象に残らないし聞いていて気持ちよくない。 ミドルテンポのハードコア調の曲もあるがアルバム全体で疾走している曲が多い。#⑥は多彩なリズムで曲がどんどん展開していき北欧メロデス風の泣きのツインリードでドラマチックに仕上がっていて今作で一番気に入った曲。 過去に聞いた2作はどの曲も多彩な曲展開でミドルテンポの曲とスピードソングをうまく織り交ぜてメリハリがついていて1枚飽きずに聞けるアルバムだったけど今作はどこか似通った疾走曲が多く曲展開も変に難解にしようとしていてあまり好きになれなかった。。 リピートはしないかな。。時間がある時に新譜から過去に遡って聞いていきたいと思います。

 

Rating:5.5/10

 

Release Date : 2018/11/21

Genre : Death/Thrash/Groove Metal

Country : Denmark

Lebel : MARQUEE

 







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