MACHINE GUN KELLY「Tickets To My Downfall」(2020)




今ヒップホップ界で一番勢いがあるといっても過言ではないMGKことMACHINE GUN KELLYの通算5枚目のアルバム。

実はこのアルバムまで一度も聞いたことがなかったMGK、なぜ聞いてみたかってドラムをたたいてるのがまさかのBlink 182のTravisってことを知ったから!なぜトラヴィス!?って思ったけどよくよく考えたらヒップホップ界隈と昔から関係が深かったってこと思い出した。

なんで今作を聴いたかって…

まさかのポップパンクアルバムだったから

このニュース見た時頭が??になった

バリバリのヒップホップの人だと思ってたからまさかのポップパンク!?って衝撃を受けた。しかもプロデューサーがTravisなら悪いわけがないよね。ICE TがBODY COUNTやってるみたいにガチヒップホップの人がロックバンドやるとかっこいいいこと多い気がする。ドラゴンアッシュしかり笑

MGKがつるんでるメンツを見ても元々ロックも好きなんだろうね、Mötley Crüeの自伝映画「ザ・ダート」でトミー・リー役を演じてたし。見た目もガッチガチのヒップホップの人ってよりはエモとかスクリーモバンドにいそうな感じだし顔もかっこいいからこういう音楽やってもかなり様になってる。

そんなこんなで期待大で聞いてみたんだけど…

めっちゃくちゃいい!!!!

①「Title Track」
疾走感溢れるメロコアナンバーで幕開け。落ち着いたギターのイントロから疾走感増して激しくなっていくのってテンション上がるよね。題名通り一曲目から今回はロックで行くぞ!っていうMGKの気持ちがくみ取れる爽やかで気持ちの良いストレートなナンバー。

②「Kiss Kiss」
甘酸っぱいポップナンバー。KISS!!KISS!!ってサビが少し恥ずかしい気がするんだけど(自分だけw)メロディアスですぐ耳に入ってくる。MGKってルックスがイケメンだからこういう曲歌っても様になるよな。。うらやましい。

③「Drunk Face」
神妙なメロディーで始まるしっとりした曲。

④「Bloody Valentine」
しっとりした曲からこの爽快ポップパンクなキラーチューン。もうありがとうって言いたくなるくらい王道なポップパンク。徐々にスピード感増してサビで盛り上がる感じ大好きです。
MGKの声ってヒップホップ歌ってる時はわからないけどかなり爽やか。こういうポップロック調の曲によく合う。

⑤「Forget Me Too」
Halseyがフューチャリングしてる曲。
まじかっこいいい!!!
曲の出だしから疾走感あって気持ちいいんだけどHalseyの声がポップパンクにめっちゃあってる!!最初から最後までスピード感落ちることなく突っ走る。そこに乗る二人の勢いある声が気持ちいい。。
二人で掛け合ってる最後のサビなんて最高。このアルバムで一番聞いてる曲に間違いない。

 

⑦「Lonely」

哀愁漂うパワーバラード。こういうシリアスな曲も歌えるのは強い。

⑧「WWIII」

このアルバムで最速ナンバー。終始スピード感があっていいね!

⑩「Concert for Aliens」

これぞポップパンクって感じの曲。PVにも出てるけどトラヴィスのドラム最高です。テンポのいいドラミングから溜めを作ってのドラミング全てがかっこいいんだよな。当たり前だけどちょっとBLINKぽくなるよねw
トラヴィス節全開の一曲。

⑪「My Ex’s Best Friend」

某チェーン店の蕎麦屋で食べてたらUSENで流れててびっくりしたミドルテンポな曲。いい具合に本業のヒップホップも混ざっててかっこいいんだよね。フューチャリングはアメリカのシンガーソングライターBlackbear。

⑫「Jawbreaker」

こちらも⑪と同じくミドルテンポな曲。印象的な”Jawbreaker♪”ってう歌いまわしがポップでメロディアスで印象に残る。

 

あっという間にダレることなく聞けるアルバムだった。一曲一曲クオリティが高いから捨て曲が無い。というかトラヴィスのドラムが好きすぎてちょっと補正かかってるけどかっこよすぎ!ロックはこのアルバムだけとかはやめてこれからもこの路線で出し続けて欲しいな(笑)

 







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